今回は重度の膝の痛みに関して書いていこうと思います。
膝の変形などが出てくると、関節の曲げ伸ばしに支障が出てくる
事が多くなる傾向があり変形のグレードも4つの分類に分けられます。
もっとも変形が強い分類4だと、ほとんどの場合手術を薦められ
られます。(この状態まで来ると手術療法が基本と言われるため
です)
しかし、手術は避けたいと思われる方も一定数いるのが現状です。
その時私たちができることは何だと思われますか?
変形をどうにかすることは、私たち手技療法をメインにしている
者にはできません。(それは基本的に医師の仕事の範疇です)
私たちがやるべきことは”今の変形の状態の中でも、できるだけ
膝への荷重負荷を減らしてあげること。”
まずグレードの分類の説明ですがレントゲン上
1,大きな変化は見られないが、変形性膝関節症が
疑われる膝の状態。骨棘(こつきょく)、または軟骨下に骨硬化が
みられることがある。
2,膝関節の隙間に若干の狭小がみられる状態(初期の段階)。
骨の変形はないが、わずかに骨棘の形成が確認できる。
3,膝関節の隙間が半分以上に狭小した状態(進行期)
骨棘の形成や骨硬化がはっきりと確認できる。
4,膝関節の隙間の狭小がかなり進行した状態(末期)
大きな骨棘が形成され、骨の変形も顕著に認められる。
基本的にグレード1-2に関しては運動療法やインソールで痛みの変化は
かなり変わりやすいです。
特にグレード2の患者さんは歩行が崩れやすくなっている方が多いので
私たちのような職業の人間の介入が非常に重要になります。
グレード3以降になると動かせる範囲の制限も強くなり、手などによる
施術でどうにかなるレベルじゃなくなってきます。
グレード4に関しては痛みを取り除くために手術をしたほうがいいケース
も多いです。
ですので、まずはグレード3以降にさせないようにすることが重要です。
進行してくると患者さん自身も大変ですしね。早めの対処や相談が大切です。
そして、膝や股関節など下肢と呼ばれている部分の痛みや不調の原因となる
個所として足首のゆがみが関係していることが多く、当院も足の痛みや腰の
痛み、もっと上の部位で行くと肩や首の不調でも足の機能が低下して結果
ご自分の訴えている不調につながっていることが多いと考えており足のゆがみ
チェックをしています。こちらの患者さんも元々の怪我の影響もありゆがみと
むくみが酷い状態でした。こういったところから改善させていくと歩行や痛みも
改善しやすくなるので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
お電話ありがとうございます、
からだメンテナンス整体院でございます。