学校の健康診断で側弯と診断された方が、施術と体操でまっすぐに近づいた事例

「うちの娘が学校の健康診断で側弯と言われたけど、何かできることはある?」

そう語っていただいたのは、もともと通院されている患者様。

聞くと高校生の娘さんが学校の健康診断で背骨がゆがんでいるため、側弯と言われたようです。

実際に来院していただきお話を伺うと、「将来芸能関係の仕事をしたいから、姿勢がゆがんでいるのが嫌だから改善したい」

とお話ししてくださいました。

結果として5~6回施術を行いゆがみも落ち着いてきました。

同じように姿勢のお悩みの方のためにご報告していきます。

 

 

患者さんのお身体の状態

側弯は前屈してもらった状態で後ろから背中の高さの違いを見ているのですが、

右背部が左に比べて盛り上がっている状態です。つまり背骨のねじれが出ている

という状態です。

この患者さんの側弯の原因は?

側弯の原因は様々です。

病的な原因から、遺伝性、ストレスからくるもの、原因不明なもの、

身体の使い方のアンバランスからくるいわゆるゆがみからくるもの

などがあります。整体のような施術では遺伝性や病的なものなどから

くる側弯の施術は不可能だと考えられます。

今回カウンセリングをしていくなかで、普段の立ち方やカバンの掛け方など

無意識にしている使い方でゆがみを作っていると思われたのでまっすぐに

近づけれるように施術をしました。

どんな施術をしたのか?

■骨盤や背骨を正しい位置にしていく為の施術

片側に体重をかけたりすることが多かったようなので、バランスを

とるために大腿四頭筋やハムストリングス、臀部の筋肉や腰部の筋肉を

緩めたりしました。

上半身では肩甲骨の偏りがあるので正しい位置に近づくように緩めながら調整しました。

■身体を均等にしていく為の体操

今回のように無意識に偏った使い方や姿勢のゆがみを作り出していると、

施術で正しい位置に近づけるだけでは元に戻りやすくなるので、しっかりと

今のゆがんだ状態から均等に近づけるための体操を指導します。

むしろ施術よりもこちらの方が重要かもしれません。

そして普通の体操だと両方を同じように伸ばしたりすることが多いですが、

今回のようなゆがみに対する体操は左右で行う事が違うケースが多いです。

例えば、左だけ太ももの前側を伸ばして反対の右は太ももの裏を伸ばしましょうと

したり腕を右は前まわし、反対は後ろ回しといった感じでその方のバランスを

見て体操指導します。

 

施術後の結果はどうだったか?

週1回の施術と体操、自宅でのケアを続けてもらい5~6回来院してもらった結果

だいぶゆがみが落ち着いてきて前屈した状態で見ても平坦な背中になってきました。

 

まとめ

今回の患者様は将来の自分のやりたい夢のために姿勢をよくしたいとご希望でした。

元々通われていた患者様の娘さんということもあり、少しでも綺麗な姿勢に

してあげれたらという気持ちで施術やアドバイスをさせていただきました。

患者様の努力もあり納得してもらえる状態にまでなり、今では自分の目標を

かなえてますます努力されているとの事です。

もしあなたやご家族が身体の事でお悩みでしたら一度ご相談ください。

からだメンテナンス整体院